Michael Schrageは、”Learn More By Asking Fewer Questions”において、各種アンケート調査の回答率を高めるための最も簡単で強力な方法として、質問を絞り込むことを掲げている(この人は5個と言っている。)。
「そんな誰でもわかりそうなことを」となってしまうところであるが、他にもプラスの面がある。質問が多いと回答率が低くなることはもちろんであるが、実は後半の質問への回答の精度が低下して、その部分があまり有用でなくなってしまうという問題がある。リサーチ料は、概ね質問数とサンプル数で決定されることを考えれば、コスト削減の観点からもあまり成果の望めない質問はカットしたほうが望ましいであろう。
ちなみに、この程度のことは個人向けに無料ネット調査を提供しているSurvey Monkeyが英語、日本語で既にまとめていた。。。というわけで、”Learn More By Asking Fewer Questions”を読む時間があったら、”How Much Time are Respondents Willing to Spend on Your Survey?”を読むことをお勧めしておく。
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